パリティーでお馴染み、ディボット・スティック開発物語


2024年1月現在、TikTokなどSNSですっかりお馴染みになっている「GENGENちゃんねる」さんの「パリティー」。
メルカリなどのフリマサイトでも数多く流通しています。
ティーペグとボールナーク直し(一般的にグリーンフォークと言われているツール)の2つの要素を兼ね備えた商品です。
実は、このティーのオリジナルは弊社が開発し、2013年に意匠登録と実用新案の承認を得た商品『ディボット・スティック』なのです。
ティーペグとボールナーク直し(一般的にグリーンフォークと言われているツール)の 2つの要素を兼ね備えた商品です。
「パリティー」では、ティーでありながら、ボールマークも直せるというアイテムとなっていますが、『ディボット・スティック』はボールマークを修復するゴルフマナー商品でありながら、ティーとしても使える2way商品として売り出しました。
これまで、日本のゴルフではパッティンググリーン上のボールマークを修復する道具は「グリーンフォーク」でした。
長年に渡って君臨してきたグリーンフォークですが、弊社では、本当の意味でボールマークを修復するにはとても難しい道具と考えています。
グリーンフォークでの修復はとても難しい

飛んできたボールがパッティンググリーンに落ちた衝撃によって、芝生表面が凹んで「ボールマーク」となります。
ベント芝の場合、この衝撃を受けた患部の芝はほとんど枯れてしまいます。
芝の回復はというと周囲から元気な芝が伸びてきて患部をふさぐまで待たなければなりません。
グリーンフォークで周囲を寄せて修復するといっても、患部を平らにして固めるだけの修復ですので、芝の回復を促すための行為ではありません。
また無理に寄せると、芝生の根をブチブチッ!と切ってしまうことも多々あります。
どんなにキレイに平らに直したとしても、決して芝の回復を早めるわけではないのです。
固結した患部は膜を張ったようになって水や空気を遮断し、その膜に藻類やコケが繁殖したりもします。コケが繁殖するととても厄介です。
一時的に平らにすることはできますが、芝の回復まで考えると、グリーンフォークでの修復はとても難しいと考えています。
ゴルフ場やコース管理によっては、お客様が帰られた後に従業員で修復するから、「プレー中は直さないで!」というところもあるようです。
簡単に直せるなら、みんな直してくれるはず!!

ボールマークの修復はプレーヤーの義務とゴルフ規則には明記されています。
これをゴルフ場の従業員が代わって修復することが当たり前になるような風潮は間違っているように思います。
自分がつくったボールマークをプレーヤーがすべて修復していたら、いつでもキレイなグリーンを維持できるはずです。
誰でも簡単に正しく直すことができれば何も問題ないはずです。
グリーンフォークで正しく修復することを難しい!分からない!面倒臭い!と感じるから直さないプレーヤーが多いのではないでしょうか。
そう考えるようになり、「誰でも簡単に修復できる方法がないか?」、「グリーンフォークに変わるものはないか?」とずっと探していました。
そして出会ったのが、 「抜き差しだけで直す」という方法です。
「抜き差し」だけで簡単に修復!

ボールマークの患部にスティック型の修復ツールを何度も差し込んで、患部をほぐして修復するという方法です。水の浸透、空気の通りなどを遮断することなく新たな芽が出やすい環境をつくりながら修復します。
決して芝の根を切ることもありません。
患部が固結することもありません。
圧倒的に芝の回復が早くなるのです。
学者じゃないので、なぜ、凹んだ患部が抜き差しするだけで平らになるのかを説明することはできません。でも確かに複数回抜き差しすれば平らになって修復できるのです。
そういったことからディボット・スティックを開発しました。
ディボット・スティックで修復

別にディボット・スティックでなくても、円形状の長いツールであれば何でも大丈夫です。
同じスティック型のステンレス製の修復ツールもあります。また少し細いのですがロングティーでも構いません。
後続のプレーヤーのために!
そして明日、来週、来月プレーする人のために!
芝にやさしい方法でボールマークを直すこともエチケットです。
すべてのプレーヤーが自分のボールマークを修復すればいつでもキレイなグリーンです!!